どこから話そうか・・・

今回の記事を書くにあたり、まずはここから話さないといけないのかな。



我が家のわんこたち

すずな10歳
なずな9歳
せり7歳
なでしこ2歳


の4ワン。

の次女なずな。


mathsの寵愛第一の子です(笑)


なずなの異変があったのは2013年5月


左のタックアップに何かブニブニしたできものが。

たまに出血して、親がみるにたまにでかくなると。


当時勤務してた病院の院長にみてもらい


舐めてるかな?とのことで、しばらく様子をみてみようとなり。


が、しばらくしても気にしてるような素振りがあったのでもう一度相談して



気にしてるようなら取っちゃうか!


となり、オペしてもらうことにしてもらって。


取ったやつを病理に回してもらうよう依頼したはずだったが・・・


院長は捨てちゃった!って。

でも悪いもんじゃないから大丈夫だよ!って。



しかし、また数日経つと・・・


同じところに同じようなものが・・・



あやしい・・・



また、病院につれていき院長に診てもらって。


なんだろうなー?


癌じゃないよね?って聞いてみたら


皮膚の表面にできるものは悪いものはないから大丈夫だよ!


って。



その言葉信じて様子見てたけど・・・


やっぱり変だし



1年経って、もう一回診てもらって何か水ぶくれみたいな感じになっていて

院長は中身だしても何もなさそうといって針で刺して中身を出してみたところ


水っぽいものが。


んーなんだろうな。もう一回取るか。



今度こそ病理だしてね!


と言って、オペ前日に原発の数cm上に同じようなものがあるのに気づき。


まだ小さかったけど似てるから・・・


オペ当日に院長に上に同じものができている。と伝えたら、それも一緒に取っちゃおう!と。



オペ自体は無事に終わり、今回は病理に出してもらって結果待ち。



そして・・・


http://d.hatena.ne.jp/maths/20141207


この日結果を知ることになった。



結果は


肥満細胞腫



悪性腫瘍です。


しかも一番性質の悪い





院長はなずな肥満細胞腫だった・・・


て。


え?うそ?だって悪いものないって言ったじゃん?
冗談でしょ?



こんなの冗談で言わないよ。って。



え?どーすんの?



今考えてる。って




ホントこの時のことは忘れられない。


しかもダーティーマージンって。


そりゃそうだ。

1年半に発症して半年後オペ。


良性前提のマージンでしか取ってない。


縫合で原発の細胞はどこに飛んだからわからない。

すぐに再発。


そして1年温存。

またオペして縫合。


ダーティー



考えたらわかるよ。


お先真っ暗ってこのこと。


アニメのズーンって暗いどんよりした背景まさにあれ。


仕事中も泣けてくるし、周りの気を使って話しかけてこない。

というか話かけられないくらいのオーラだったらしい(笑)



この時点で院長からの謝罪はないし。


夜に来て、もう一回オペやろう!


て言ってきた。


もう信用0だよね。


この時すでに月末で辞めることも決まってたし、次も決まってたので。


次の病院の副院長は腫瘍に強い先生って知ってたので次の休みに受診。



肥満細胞腫のオペは最初で最後のオペ。

1回で取りきれなかったら2回目はないと。


すでに2回していてどこに飛んでるかわからない状況で3回目のオペはあり得ないと。



断脚のレベルまでいかないと無理と。


もう何も知らなかった自分にも失望だし、院長のことを信じてた自分にも・・・


でも自分の病院の院長が大丈夫って言ったら信じるよね普通。



今後の方針としては分子標的薬か普通の内服か。


検体の追加検査して分子標的薬が効くかどうか調べられるとのことだったので、院長じゃない獣医に依頼して。


院長には内緒でやってほしいと約束してもらい、指示してもらった内服を用意してほしいことも伝え。



その夜、院長がきて


ほら、これがほしいんだろ?


と薬袋をなげるように渡してきて、お前こそこそやってんなみたいなこと言ってきまして。


もうあなたの言うことは聞きません状態。


同僚も現場にいたので証人もばっちり。

あまりの怒りでその時のやり取りはメモに残しました。



次の病院の副院長にも


従業員でも訴えられるんだよ?って言われてました。



もうホントそれくらいのことなんだなって実感。


それ以来院長と話すことなく辞めました。

もちろん謝罪の一言もありません。



最初から決まってたのかな辞めることっていうくらいタイミングが良かったな。




それから闘病生活が始まることになるのですが。


頼りの検体はホルマリン漬けで検査はできないとのことで分子標的薬はやめました。


プレの投与が始まって、いろいろ調べて肥満細胞腫の生存率は約4年。


もちろんそれ以上生きてる子もいるようですが。



今年がその4年目です。




プレの長期投与で今までも肝臓がダメージを受け数値が高かったのですが。


去年の10月から体調がよくなく、おしっこの色と臭いがおかしくなって


血検して肝臓ぶっとんでました。


その後、黄疸も激しくなって年内もしかしたら・・・


でした。


4頭で過ごせるのも残りわずかかも・・・と思ったのでプロのカメラマンの依頼して


なずなの生きた証を残そうと思い撮ってもらいました。




が、次の記事につながります。